初穂御書

初穂御書

 弘安期 波木井一族

 石給びて候。御はつおたるよし、法華経の御宝前に申し上げて候。かしこまり申すよし、げんざんに入れさせ給い候え。恐々謹言。
  十月二十一日    日蓮 花押
 御所御返事

 

現代語訳

白米を、○石頂戴し、御初穂(新米)であることを法華経の御宝前へ申し上げた。謹んで御礼を申し上げたいと見参して伝えてほしい。恐恐謹言。

十月二十一日                    日蓮 在 御 判

御所御返事

 

語釈

 

はつを

新米のこと。

 

講義

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